床が濡れている、水の音が止まらない、突然水があふれた。
トイレの水漏れは急に起きることが多く、慌ててしまう方も少なくありません。
この記事では、札幌で年間一万件以上の水回り修理を行っているクリアリンクが、トイレの水漏れで特に多い原因と自分でできる応急処置、業者へ依頼すべき判断基準をわかりやすくまとめました。
トイレの水漏れが起きやすい場所とは?
水漏れといっても、発生する箇所によって原因や対処法は大きく異なります。
代表的なのは次の3つです。
タンクまわりの水漏れ
よくある症状
- タンクの下や背面が濡れている
- 水が流れていないのにチョロチョロ音が続く
- レバーを操作していなくても水位が安定しない
考えられる原因
- ゴムフロートの劣化
- ボールタップの故障
- タンク接続部のパッキン不良
- 水位調整の不具合
タンク内部の部品劣化は気付きにくいものですが、水が止まらない状態が続くと水道料金が大幅に増えることもあります。
給水管・接続部の水漏れ
よくある症状
- タンク横の金属管から水滴が落ちる
- 接続部(ナットまわり)が濡れている
- 便器とタンクの間が湿っている
考えられる原因
- ナットの緩み
- パッキンの老朽化
- 凍結によるひび割れ
軽度のように見えても、金属部分の劣化が進んでいる場合があります。緩みだけなら締め直しで改善することもありますが、再発する場合は交換が必要です。
床(便器下)からの水漏れ
よくある症状
- 便器の周囲の床が湿っている
- 便器と床の隙間から水がにじむ
- 下水のにおいが強くなる
考えられる原因
- 排水管の接続不良
- ワックスリング(便器下のパッキン)の劣化
- 床下の配管破損
床からの水漏れはもっとも危険なケースです。目に見えない場所で水が回っている可能性があり、放置すると床の腐食やリフォーム規模の修繕につながることがあります。
自分でできる応急処置
水漏れの場所がある程度わかったら、次に判断したいのが「自分で対応できるかどうか」です。
ここで紹介する方法はあくまで応急処置であり、根本的な解決には専門業者の点検が必要になることがあります。
タンク内部の水漏れ
- 止水栓を締めて一時的に水を止める
- タンクのふたを開けて中を確認する
- ゴムフロートが外れている場合は正しい位置に戻す
注意点
タンク内部の部品は繊細で、力を入れると壊れる可能性があります。無理はしないことが大切です。
給水管まわりの水漏れ
- 止水栓を閉める
- モンキーレンチで軽く締め直す
- 防水テープなどで一時的に保護する
注意点
強い力で締めると逆に破損につながることがあります。あくまで軽く締める程度にします。
床からの水漏れ
- 使用を中止する
- 雑巾で水が広がらないようにする
- 便器を動かしたり分解したりは絶対にしない
床漏れは早期対応が重要です。放置すると床下まで被害が及びます。
業者に依頼すべきケースと放置のリスク
自分でできる範囲には限りがあります。次のような場合は業者に依頼した方が安全です。
業者依頼を推奨する例
- 水の出どころがはっきりしない
- 何度締めても漏れる
- 床が濡れている
- においがする
- 複数箇所が怪しい
トイレの水漏れは、見えない部分で進行していることがよくあります。特に床下漏水は、フローリングや下地が腐り、全面張り替えが必要になることもあります。早期対応が結果的に費用を抑える近道です。
札幌で水漏れ修理ならクリアリンクへ
札幌は冬の冷え込みが厳しく、凍結や配管破損による水漏れも多い地域です。
クリアリンクでは、札幌市内と近郊を中心にスピーディーな対応を行っています。
- 電話での無料相談で、訪問しなくても解決するケースもある
- 札幌市内なら最短二十分で駆けつけ
- 料金が明確で、見積後に納得してから作業
- 寒冷地特有のトラブルに詳しい
軽微な症状なら電話だけで改善できることもあります。判断に迷う場合は、無理に作業せず相談するのが安心です。
よくある質問
水の音が止まりません。どこが悪いのでしょうか?
タンク内の部品劣化が多いです。止水栓を閉めたうえで点検をおすすめします。
自分で応急処置できますか?
軽いナットの緩みなどは可能ですが、繰り返す場合は部品交換が必要です。
トイレの水漏れを放置するとどうなりますか?
床腐食、カビ、階下への漏水など被害が広がります。
夜間でも来てもらえますか?
可能です。時間帯により料金が異なるため、事前に電話で相談できます。

