洗面台の蛇口からポタポタと水が漏れ続ける、しっかり閉めても水が止まらないといったトラブルは、決して珍しいものではありません。
洗面所は毎日使う場所のため、蛇口の水漏れを放置すると水道代の無駄だけでなく、洗面台下の腐食やカビの原因になることもあります。
この記事では、洗面台の蛇口から水漏れが起こる主な原因と、自分で確認・対処できるポイント、さらに業者に依頼すべき判断基準までをわかりやすく解説します。
洗面台の蛇口から水漏れする主な原因
洗面台の蛇口で水漏れが起きる場合、いくつか代表的な原因が考えられます。まずは原因を知ることが、正しい対処への第一歩です。
パッキンの劣化
蛇口内部に使われているゴム製のパッキンは、長年の使用によって徐々に劣化します。
弾力が失われると隙間ができ、水を止めきれずに水漏れが発生します。特にハンドルを回すタイプの蛇口では、パッキンの劣化が原因であるケースが多く見られます。
カートリッジの不具合
レバー式の蛇口では、内部にカートリッジと呼ばれる部品が入っています。
このカートリッジが摩耗したり破損したりすると、レバーを下げても水が止まらず、洗面台の蛇口から水漏れが起こります。
水圧の影響
地域や時間帯によって水圧が高くなると、蛇口内部に負担がかかり、水漏れにつながることがあります。
特に夜間や早朝に症状が出やすい場合は、水圧が関係している可能性があります。
蛇口本体や内部部品の摩耗
設置から年数が経っている洗面台の蛇口では、内部金属部品の摩耗や変形が原因で水漏れが起こることもあります。この場合は部分修理では改善しないケースもあります。
洗面台の蛇口から水漏れした時に自分でできる対処法
軽度な水漏れであれば、自分で対応できる場合もあります。以下の方法を無理のない範囲で試してみましょう。
1.パッキンの交換
ハンドル式の蛇口であれば、パッキン交換で改善するケースが多くあります。
必要な道具
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
- 交換用パッキン
基本的な流れ
- 洗面台下の止水栓を必ず閉める
- 蛇口のハンドルを外す
- 古いパッキンを取り外し、新しいものに交換
- 元通りに組み立てる
作業自体は難しくありませんが、サイズが合わないと再び水漏れするため注意が必要です。
2.カートリッジの交換
レバー式蛇口の場合、カートリッジ交換で改善することがあります。
ただしメーカーごとに形状が異なるため、型番の確認が重要です。分解に不安がある場合は無理をしないようにしましょう。
3.止水栓で水量を調整する
水圧が原因と考えられる場合、洗面台下の止水栓を少し締めることで症状が改善することがあります。
ただし根本的な解決にならない場合も多いため、一時的な対処として考えてください。
洗面台の蛇口水漏れで業者に依頼すべきケース
以下のような場合は、無理に自分で直そうとせず、水道業者への依頼をおすすめします。
- 水漏れの量が多く止まらない
- 原因がはっきりしない
- 蛇口や配管が古く、部品交換では直らない
- 洗面台下や床まで水が回っている
無理な修理は、かえって被害を広げてしまうことがあります。
業者選びのポイント
- 水道局指定工事店であるか
- 見積もりが事前に提示されるか
- 緊急対応が可能か
これらを確認すると安心です。
洗面台の蛇口水漏れを防ぐためのメンテナンス
日頃のちょっとした心がけで、蛇口の水漏れは予防できます。
- 蛇口周りをこまめに掃除する
- 異音や違和感を感じたら早めに点検する
- 長年使用している蛇口は早めの部品交換を検討する
小さな異変の段階で対応することが、結果的に修理費用を抑えることにつながります。
まとめ
洗面台の蛇口から水漏れが起こる原因は、パッキンの劣化やカートリッジの不具合、水圧の影響などさまざまです。
軽度な症状であれば自分で対応できる場合もありますが、無理をせず、状況に応じて専門業者に相談することが大切です。
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